DMXショートカット
Resolumeのコントロールをマウスで行うのはもちろん素晴らしいことです。1つ1つのパラメーターへアクセスでき、正確に設定できます。とはいえ、ライブパフォーマンス中には、マウス以上の制御ができるほうが便利でしょう。マウスでスクロールしたり検索したりすることなく、任意のコントロールをその瞬間実行したい、ということもあるでしょう。そんな時にショートカットが役立ちます。
ショートカットを使用し、コンピューターキーボードやMIDIコントローラーのボタンを、Resolumeのコントロールに適用します。CTRL-C および CTRL-V が、コピーおよびペーストのショートカットというようなことと同様です。 ただし、それらのショートカットの内容をユーザーが決定しなければなりません。
Resolumeは、コンピューターキーボードやMIDIコントローラー、OSCメッセージを通じて、外部コントロールに対応します。Arenaを起動している場合は、ライティングデスクからのDMXインプットも使用できます。
この章では、Resolumeをライティングデスクから制御する方法について解説します。
DMXインプットのセットアップ
DMX ショートカットは、キーボードやMIDIコントローラーとまったく同じ要領で割り当てます。
唯一の違いは、MIDIの代わりにArt-Netを使用することです。そのため、まずArt-Netを送信していることをResolumeに認識させる必要があります。これはPreferencesのDMXタブでおこないます。
"だけどResolume、使っているライティングデスクはArt-Netに対応していないんだ。一般的なDMXを送信するわけには行かないの? "
ええ、お使いのコンピューターにはDMXポートもきっとないでしょう、ですからアナログDMXを送信しているはずで、デジタルにコンバートする必要があります。機能もバラバラな複数のUSBドングルを扱う代わりに、DMXから Art-Netへの小さな変換ボックスを入手すれば、展望はバラ色です。
" アナログのデジタルマルチプレックス(Digtal MultipleX') って、おかしくないかな""
ええ、まあ、なんだか変ですでよね。
正直にいうと、DMXがなんの省略形なのかはわかりませんが、リフレクションを避けるためにターミネーターを要するケーブルで送信するのであれば、ソースもアナログのはずではないかと勘違いしたのです。言い訳をすると、私は映像畑の人間なので、”ターミネーター”と聞くと、ロボットの反乱を制するために、あるロボットを過去に送り込み、結局それによってタイムパラドックスを招き、反乱が起こり残念な結末に襲われる想像しかできません。
つまり何が言いたいかというと、DMXを5ピンまたは3ピンXLRケーブルで送信しているのであれば、 それをコンピューターにつなぐことは難しいですよね。コンピューターが理解できない何かを、何かのプロトコルを使ってコンバートできるボックスが常に必要になります。Art-NetをEthernetで送信することは、信頼性が高く、将来も保証された方法だと思います。 どうです?安心しましたか?
ヒント! もしArt-Netを構成した経験がまったくない場合は、IP、サブネットマスクおよびインターフェイスアダプターの技術的な要点を下に記しておりますのでご参照ください。Art-Net周辺の構成に慣れているのであれば、Resolume側の解説をこのままお読みください。
下部にある 'New Input'(新規入力) ボタンより、DMXインプットを作成します。
Subnet(サブネット) / Universe(ユニバース)
最初のLumiverseを作成します。 ResolumeがArt-Netを受信開始するSubnet/Universeを指定します。デフォルトは Subnet/Universe 0:0で、利用できる最初のUniverseです。 お使いのデスクがどのSubnet/Universeを送信しているかご存知であれば、ここでResolumeにその内容を設定します。でなければ、同じSubnet/UniverseからArt-Netを送信するようデスクを設定します。
ヒント! 新規インプットを作成したら、Resolumeではネットワークのすべてのノードに、使用可能なインプットが作成されたことを通知します。ですからお使いのデスクがArtpollに対応している場合、すぐにポップアップするはずです。
もしも512チャンネル以上必要な場合は、'New Input’ から、もう1つLumiverseを作成します。それでも足りなければもう1つ、もう1つ…といくつでも増やせます。実際にはそこまで必要とは思えませんが、、、
"Lumiverse?もしもし?それってUniverseのことじゃないの?まったくこのビデオおたくは何も知らないときたもんだ!"
はい、おっしゃる通りです。Lumiverseは、Resolume内にしか存在しません。それでLumi-verseと呼ばれているのです。Art-Netノードを実際接続する前にバーチャルインプットを作成し、シグナルフローを構成するのに使用します。そしてノードの接続を外しても、ショートカットは消失しません。またSubnet/Universeの設定をセットアップ中に切り替える場合は、512の異なるショートカットをアップデートするのではなく、各Lumiverseに対し1度きり実行します。
チャンネルオフセット
同じUniverseで別のフィクスチャーをプログラムしたために、1番目のチャンネルをオフセットする必要がある場合は、チャンネルオフセット(Channel Offset)でおこないます。
DMXショートカットの割り当て
では、シンプルなショートカットから始めましょう。フラッシュブラックアウトボタンが良いですね。そのボタンを押すと、アウトプット全体が真っ黒になります。これはある種のパニックボタンとして (“うわ、なんだこれは、スクリーンから消えてくれ!”というような状況)、またはビッグドロップの前に緊張状態を作り出すのに便利です。
ショートカットを作成するには 'Shortcut' メニューを開き、ショートカットを作成するプロトコルを選択します。インターフェイスでカラーが変更されます。DMX ショートカットは素敵なパステルイエローです。
ベーシックなショートカット
黄色のものにはすべてショートカットを割り当てられます。インターフェイス左上にあるコンポジションバイパス(Composition Bypass)ボタンを探し、マウスでクリックします。
DMXラーン(DMX Learn)またはデスクの任意のフラッシュボタン、いずれかを使用します。 ボタンを押してみたら、、、ジャジャーン!最初のショートカット割り当てができました!Bypassボタンの大きさが十分であれば、割り当てられたショートカットを読むこともできます。
個人的には、チャンネルを手動で割り当てるほうが好きです。Bypassボタンを右クリックし、'Create DMX Shortcut'(DMXショートカットの作成)を選択します。Resolumeで自動的に、次の使用可能なチャンネルをこのボタンに割り当てます。
どちらにしろ、Escapeキーを押してショートカットモードを終了すると、ショートカットを押してコンポジションバイパスのオン/オフ切り替えができるようになっています。 オン・オフ・オン・オフ・オン・オフ、、、はい、この辺でやめておきます。
オプション
さらに深く掘り下げましょう。ショートカットモードに戻り、もう一度コンポジションバイパス(Composition Bypass)モードを選択します。インターフェイスの右下にショートカット(Shortcut) タブがあります。このタブは、ショートカットモード時にのみ表示されます。 このタブでは、すべてのショートカットがリスト表示され便利です。
選択したコントロールに対し、異なるオプションを選択することもできます。
入力値のインバートも可能です。また、このチャンネルで16ビットコントロールをしたい旨をResolumeに通知します。
無論、チャンネルを手動でも変更できます。2つ以上のLumiverseを使用している場合、このショートカットが属するLumiverseも変更できます。
"Range"では、DMX値を送信する際の、パラメーターの最大および最小の値を制限できます。たとえば"Scale"のレンジを100% - 200% に設定すると、100% から 200%の範囲でのみスケールの変更をおこないます。
ショートカットターゲット
クリップトリガーまたはレイヤー、クリップもしくはグループパネルのコントロールにショートカットを割り当てると、 このターゲット(Target)オプションが表示されます。TargetオプションよりResolumeに、ショートカット割り当て方法を正確に伝達します。 3つのモードがあります:
By Position(位置によって)
クリップまたはレイヤーの順序のままにショートカットを割り当てます。これがレイヤーおよびグループパネルにおけるショートカットのデフォルトモードです。
例えばレイヤー不透明度(Layer Opacity)のショートカットは、 デフォルトでは「By Position」となっています。 なぜなら、その後レイヤーを並べなおすにしろ、第一のフェーダーはコンポジションの第一レイヤーに使用した方がよいためです。
このクリップ、レイヤーまたはグループ(This Clip, Layer またはGroup)
このターゲットは、クリップをどこに移動しようと、ショートカットを特定のクリップ、レイヤーまたはグループに割り当てます。
これによりショートカットを、例えばカラーフラッシュのように、常に特定のクリップをトリガーするよう指定できます。クリップがレイヤー1にあろうと、コラム1やレイヤー27にあろうと、コラム95にあろうと問題ありません。常に特定のショートカットでトリガーされます。
ご注意ください! その特定のクリップ、レイヤーまたはグループを削除すると、そのショートカットも消失します。
選択したクリップ、レイヤーまたはグループ(Selected Clip, Layer または Group)
このターゲットは、現在選択されている特定のクリップ、レイヤーまたはグループにショートカットを割り当てます。それは現在各パネルに表示されているクリップ、レイヤーまたはグループとなります。クリップパネルで割り当てたショートカットはいずれも、このモードがデフォルトになっています。
ちょっと待って!何?
"Resolumeちょっと待ってよ!わざわざ小難しくしてないかい? ただ機材をセッティングしてさあOK!ってわけには行かないのかな? こんなことをいちいちやっている時間のある人なんてどこにいるんだろう。ただ何をどうしたらいいか指示してくれればいいんだよ!"
もしもあなたがこの解説を今ひとつ飲み込めなければ、ショートカットをすべて'By Position' ターゲットにしましょう。固定のコントローラーレイアウトを扱っている場合は、これが合理的です。
'Selected' ターゲットは強力で、コントローラーを最大限活用できますが、自分がしている事をきちんと把握しておく必要があります。
'This' ターゲットが必要になるのは通常、1つの特定のショーに、特別な物をコントロールする場合のみです。
ショートカットグループ
ショートカットグループとは、一連のラジオボタン、またはドロップダウンに割り当てられたショートカットです。 どのラジオボタンとドロップダウンかはっきりわからない?パラメーターのページに詳述しています。
これらのタイプのコントロールに割り当てられたショートカットは特殊です。 通常のコントロールはオン/オフの2つのオプションしかありません。ショートカットグループにはそれ以上あります。
クリップの方向(Clip Direction)コントロールには4つのオプションがあります:進む(Forward)、戻る(Backward)、停止(Pause)およびランダム(Random)です。 Autopilotにも4つあります。レイヤーブレンドモード(Layer Blend Modes)には数えきれない、多数のオプションがあります。
DMXチャンネルをショートカットグループに割り当てる際、Resolumeはグループに値を分配します。 ですから「クリップの方向(Clip Direction)」のようにそのグループに4つのオプションがある場合は、クリップを逆方向に再生するには 1-63の値を、前に進めるには 64-128 を、停止には128-191、そしてランダムの場合は 191-255で設定します。
クリップトリガー
クリップトリガーの前に、特殊なショートカットグループがあるのが確認できます。これはDMX ショートカットモードに入ると出現します。これにショートカットを割り当てると、レイヤー内の全クリップを1つのコントロールでトリガーします。DMXチャンネルを割り当てると、同一のチャンネルに異なる値を送り、クリップ1から255までをトリガーします。
ヒント!これはコラムでも作用します。
ショートカットプリセット
各ショートカットモードにつき、プリセットを保存します。これによって、状況に合わせて異なるレイアウトおよびショートカット割り当てを保存し、呼び出すことができます。
例えば、もしあなたが機材好きならば、お持ちのコントローラーごとに異なるプリセットを設定できます。普通の人々は、同一のコントローラーに異なるレイアウトを設定できますので、スタイルの異なるショーに合わせて使い分けることができます。または、ミュージシャンの友達と一緒にAVショーをやる場合に、それぞれのプリセットを用意することもできます。青空と同様に、無限の可能性があります。
割り当てたショートカットの1つ1つは、現在のプリセットに自動的に保存されます。プリセットの切り替えは、ショートカットパネルのドロップダウンよりおこないます。また、リスト下部の 「New.../Save as.../Remove and Rename... 」オプションからもプリセットを管理できます。
プリセットは単純に、コンピューターに保管されたXMLファイルです。 ですからコンピューター間でプリセットを交換したり、VJ の友人たちとシェアできます。また、当社のフォーラムで、ほかのResolumeユーザーともシェア可能です。
選択すると、このプリセットに割り当てた全ショートカットのリストが表示されます。
リストには現時点で割り当てているショートカットの一つ一つが含まれています。そのため、トラブルシューティングに大変便利です。あなたがオタク気質をお持ちなら、ショートカットの名前を見ただけで、それで何をコントロールするのか察しがつくでしょう。
デフォルトでは、リストはショートカット名順で並んでいます。値によってソートし直すことも可能で、これは二重に割り当てているショートカットを発見するのに便利です。その場合は赤で表示されます。
不要なショートカットは、Backspaceキーを押すか、または右クリックメニューから消去(Delete)を選択します。悪いショートカットだ!こいつめ!という風に。
オートマッププリセット(Auto-Map Preset)はいずこに?
"Resolume、Auto-Mapはどこに行ったの?どこにも無いんだけど!"
私たちはAuto-Mapを外しました。Auto-Mapの半分以上はほとんど役に立たないからです。Anchor Yのコントロールなどしたい人がいるでしょうか。解像度8ビットで。
Resolumeコンポジションはコンフィギュアできる範囲が広く、Auto- Mapのみに依存することは困難です。そうすることでエフェクトやBPMシンクしたプレイバックなどの優れたものを失います。そして、さらにはグループやエンベロープといった優れた機能も失うでしょう。
"つまり君は、1から人格を作り直せというわけ?バカな!とてつもなく時間"がかかるじゃないか!"
そうではありません。以前Auto- Mapを使用していたのなら、それをクリップのトリガーのみ、インテンシティやプレイバック方向、トランジションタイムの変更のみに使用するということです。ほかのコントロールにはほとんど意味がありません。これを再作成するのにかかる時間は、Resolumeとデスクの両方で30分ほどです。あなた自身のプリセットとして保存した後は、もうすべてのショーで永遠に使えます。
さらに良いことには、独自のコントロールでショーファイルを作成できるようになり、その過程で、より個性的なオペレーターとなれることです。
面白いことに、一般的にVJたちは、パーソナライズしたショーファイルを自身のコントローラーレイアウトでセットアップします。実際、もしあなたが自分のコントローラーのレイアウト方法が良くわからないとしたら、少々顰蹙を買うでしょう。
もしもあなたが本当に行き詰まった時には、このフォーラムスレッドに、Arena 5 Auto- Mapを再現するユーザー作成のDMXプリセットがあります。
ネットワークセットアップの要点
ResolumeでArt-Netを使用する前に、お使いのWindowsまたはMac OSでネットワークを正しく設定してください。ResolumeにDMXを送信する機器(またはソフトウェア)は、Resolumeを起動しているコンピューターと同じIPレンジにある必要があります。
どのIPが必要でしょうか?むろん、その他の機器によって変わります。ですが、大抵のライティングコンソールは、Art-Netの仕様でサジェストされる 10.x.x.x および 2.x.x.xのレンジに固定されます。サブネットマスクも、通常255.0.0.0 または 255.255.255.0に適合し、設定されます。
あなたのIPアドレスは、
OSX: システム設定> ネットワーク で設定できます。
オプションより、使用したい接続を選択し、 IPv4の設定 > 手動 を選択します。
PC: コントロールパネル > ネットワークとインターネット > ネットワークと共有センター > アダプター設定の変更。使用する接続をダブルクリックし、'インターネットプロトコルバージョン4' (TCP/IPv4) までスクロールして、"次のIPアドレスを使用する"に設定します。
ネットワークアダプター
Art-Netがお使いのネットワークに送信されます。インターネットと同様です。そうして、ResolumeがWIFI(!)ではなく、正しい接続を使用していることを確認したら、使用するアダプターを選択します。
これは 'DMX Preferences' (DMX環境設定)でおこないます。'Network Adapter'(ネットワークアダプター) ドロップダウンに、使用できる全アダプターが表示されます。ここでの選択は、DMXインプットとアウトプットの両方に影響しますのでご注意ください。
またこれは、2つの有線ネットワークを使用している時に大変役立つのですが、ひとつをArt-Netへ、もう一つをNDIまたはOSCなどのような、ほかのデータにします。
Localhostの使用について
Windowsでは大抵のケースでうまくいきます。OSXでもいくつかのケースで機能します。Art-Netは送信も受信も同じポートを使用するため、公式には、これはまったく機能しないことになっています。ですが私たちはこれをオプションに含めておりますので、ぜひお試しください。
ですが、ええ。公式には、同じコンピューター上の2つのアプリケーションで、同じポートを使用するのは良くないことです。大抵の場合は、正しい"操作順序"を守れば大丈夫です。送信側を先に、その後に受信側をスタートすることです。
あなたのコンピューターに関する限りこれは未定義の動作で、有用性も異なるでしょう。
Universeのカウント
DMXでは、ユニバースは512チャンネル分のデータです。 512チャンネル以上を送信する場合は、第2のユニバースで送信します。Art-Netは同一の接続で多数のユニバースを送信できます。どのくらい送信できるかには、興味を引かれるところです。
それぞれのArt-Netユニバースは、サブネットナンバーおよびユニバースナンバーで定義されます。サブネットナンバーとユニバースナンバーを組み合わせることで、Art-Net ユニバースを形成します。'ユニバース' という言葉は二回、少し異なる意味で使用されています。
16のサブネット1つ1つはそれぞれ、16のユニバースを有し、ともにArt-Net IIで、256の潜在的ユニバースを形成します。 最初の16個のユニバースはサブネット0でUniverse 0-15として確認できます。次の16個のユニバースはサブネット1のUniverse 0-15、以下続く、、、となります。
ヒント!Art-Net ユニバース = Subnet * 16 + Universe + 1
ですから、1番目のUniverse は Sub:Uni 0:0、2番目の Universe は Sub:Uni 0:1 …となります。
混乱しましたか?きっとそうでしょうね。 この先もっと混乱します!各ディベロッパーはそれぞれ、ユニバースのカウントとネーミングに異なる方法を採用しているからです。
例えば、MadMapperはサブネットを使用しませんが、ユニバースを 0 〜 255までカウントします、そう0から開始します。Art-Netのセットアップ時、GrandMaはサブネットを使用し、サブネットの各ユニバースを、0から15までカウントして、これまた0から開始します。 しかし内部的にはそうではなく、ユニバースを1〜256までカウントします。なんということでしょう。
Resolumeでは、0からカウントを開始するのは馬鹿馬鹿しいと考えていますが、Art-Netの仕様にしたがって、Subnet/Universes の指定を 0から開始しています。
ノードネーム
ノードネームは、Art-Net ネットワーク内のResolumeの各過程を識別する助けとなります。デフォルトでは、"Arena"の次にお使いのコンピューター名を加えたものに設定されています。
お好みに応じて"ドンキー" や "モンキー"に変更することもできますよ。
トラブルシューティング
ArenaにはArt-Netモニターが内蔵されています。 もしArtnetominatorに慣れていらっしゃるのであれば、インターフェイスがお分かりでしょう。
DMX環境設定の右上部にある矢印で、モニターを開きアクセスします。
それぞれ16のユニバースを含むサブネット16個のリストが表示されます。このリストには、現在選択しているアダプターのアクティビティが表示されます。アクティビティのあるサブネットは深緑で表示されます。そのサブネットを選択し、サブネット上でアクティブなユニバースを確認します。これらも同様に深緑色で表示されます。そして、ユニバースを選択して、チャンネル毎のデータを確認します。そしてさらに、各チャンネルのヒストリーを確認します。
このスクリーンショットの例では、Subnet 0 および 2にアクティビティがあることがわかります。Subnet 0をクリックすると、データが Universe 0、2 および 4に送信されていることがわかります。 Subnet 2をクリックすると、どのユニバースがそのサブネットに送信されているかわかります。
どこにもアクティビティが見つからない場合は、ネットワークセットアップかArt-Netのソースに誤りがあります。
アクティビティがあるのに、Resolumeが反応しない場合、Resolume側に問題があります。そのような場合は、お使いのLumiversesがサブネットとユニバースに適切に設定されていることと、ショートカットが正しく設定されていることをご確認ください。
クレジット
Art-NetはCopyright Artistic Licence Holdings Ltd.によって設計されています。 などなどなど。