OSX出力のオーバーラップ

過去にResolumeでバーチャルデスクトップ（Virtual Desktop）を使用するよう設定したことがあると、この問題が起こります。これはつまり、すべてのピクセルをそこへ割り当てようとするということです。誤ってこのオプションをオンにしてしまうことは、よくあります。 困ったことに、OSXでは2つ以上のVirtual Desktopがあるのでない限り、この設定を自動的に元に戻してくれることはありません。 

まずミッションコントロール（Mission Control）を開きます。デフォルトのホットキーはCTRL +↑です。ノートパソコンでは、トラックパッドで3フィンガー スワイプアップをします。ミッションコントロールは、アプリケーションウィンドウをスクリーンのトップにドラッグすることでも、有効になります。ミッションコントロールは、クイックルックまたはアプリケーションにもあります。

ミッションコントロールを開いたら、スクリーントップにグレーのバーがあらわれ、お使いの全バーチャルデスクトップが表示されます。

バー右端までマウスを動かすと、プラスボタンが表示されます。こちらをクリックします。これで、2番目のバーチャルデスクトップが作成されました。

DockのResolumeのアイコンを右クリックします。複数のバーチャルデスクトップがあるため、オプションより、いずれにResolumeを割り当てるかを選択します。

Options > Assign To > All Desktopsの順に選択します。 すると、Resolumeは、ユーザーが再度全デスクトップを使用すると認識し、意図した通りに出力できるようになります。

必要に応じて、ミッションコントロールに戻り、作成した２番目のバーチャルデスクトップを消去します。というのも、 削除時にはResolumeで全デスクトップを使うように割り当ててあるので、意図する通りに作業できるからです。

追伸　ウィンドウズ コンピューターでも、Resolume 6.xの初期のバージョンで同様の問題が起きます。同じ問題のように見えますが、実は全く違う問題で、解決法も異なります。こちらはResolumeを最新バージョンにアップデートすることで修正できます。