基本用語
では、とにかくResolumeの基本用語について解説してしまいましょう。Resolumeの要点をつかむため、まず用語を知ることでより深くご理解いただけるでしょう。心配しないでください。シンプルに解説すると約束します。
Clip(クリップ)
クリップは、ビデオファイルまたは静止画、オーディオファイル、もしくはその組み合わせで構成されます。そして、カメラ入力のような「ソース」を含めることもできます。クリップにはプレイ方法や外観、サウンドを変化させるための設定が多数あります。
Layer(レイヤー)
各クリップは個別のレイヤーに配置されています。1つのレイヤーで同時にプレイできるのは1つのクリップだけです。レイヤーをブレンドして、最終的なアウトプットが作成されます。
Group(グループ)
レイヤーを組み合わせてグループを作成します。グループは、複数のレイヤーで構成され、フェーダー1本でコントロールできる小さなサブコンポジションです。
グループ機能はArenaのみで使用できます。
Composition(コンポジション)
コンポジションとは、クリップ、割り当てエフェクト、パラメータ設定、コントロールショートカットがセットになった、Resolumeのセットアップ全体です。コンポジションの切り替えには多少時間がかかるため、全体のパフォーマンスを1つのコンポジションにして準備するのが良いでしょう。
Deck(デッキ)
コンポジション内のクリップは、必要に応じて任意のクリップに容易にアクセスできるよう、デッキに分割されます。デッキは素早く切り替えられ、プレイバックを邪魔しないので、パフォーマンス中でもデッキの切り替えができます。
Effect(エフェクト)
エフェクトは、コンポジション全体、特定のレイヤー、特定のグループ、または1つのクリップに付加できます。エフェクトはルックスやサウンドを変化させます。賢く使えば大きな愉しみにも、貴重な財産にもなります。
Parameter(パラメーター)
パラメーター は、Resolumeのすべての要素をコントロールするのに使用されます。すべては調節が可能で、そしてパラメーターで調節します。
クリップには、プレイバックスピードやプレイバック方向など、いくつかのパラメーターがあり、レイヤーにはスケーリングやブレンドモード、エフェクトにはさまざまに異なるパラメーターがあります。
コンポジションの微調整にもパラメーターを使用します。
Shortcut(ショートカット)
インターフェイスの全パラメーターにはMIDI、OSC およびキーボード ショートカットを割り当てることができるので、マウスですべてをコントロールする必要はありません。
ほら、怖がる必要なかったでしょう。